<読書感想文日記と化している最近>
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「いのちの食べかた」

DVD「いのちの食べかた」を15日に借りて観ました。
ドイツの人が監督のドキュメント映画です。
前評判は色々と耳に入ってきたので、内容はぼんやりと把握していたのですが、やはり百聞は一見にしかず。

ネタバレしないよう心がけますが、前情報無しで見たい人は日記を読まないでくださいませ〜。


**********
以下、感想。



この映画はドキュメンタリー映画です。
食についてのドキュメンタリーで、ナレーションや説明やBGMは一切無し。淡々と映像が流れます。
「いのちの食べかた」は邦題で原題は「Our daily bread」
あくまでも個人的な感想なのですが、「いのち」と意訳することで先入観を持って見てしまうようなと。
そしてその先入観は持たないで観た方が良いのかもしれないと思いました。
ネタバレになるかな・・・。


間をあけよう↓↓









ドキュメンタリーなのですが編集はしてあるようで、はじめの段階ではカメラアングルが上からだったりして何を写しているのか分からないのです。
牛を上から撮影している映像が流れて「なにこれ??」と思っている間に途中で切れて他の映像、例えばピーマンに農薬を散布してる映像が流れたりします。
でも、何の説明もありません。
とりあえず私は「?」がたくさんでした。
「衝撃の映像」という単語をよく目にしたのでおそらく豚や牛の、と殺の映像が流れるのだろうと薄々は分かっていたのですが、そして確かに血が流れるシーンは好んで見る映像ではないでしょうけど、でも、あまりにも説明が無さ過ぎじゃないかと感じました。

DVDに収録してあった監督へのインタビューを見てようやく納得できたのが、ヨーロッパの価値観の違いが根底にあるのだと思いました。
食料生産過剰問題、供給以上に食料が生産されて殆どが破棄されるという問題がヨーロッパで起こっていて、それが「our daily bread」を作るきっかけとなったそうです。
私は何か食に関する危険性を唱えたドキュメントなのかと思っていたし、トレイラーや前評判では「食べ物が食卓に並ぶまでの真実を映し出した衝撃のドキュメントである」とか飛躍したものだと「人間の食べる行為に対する戒め」というような説明が多かったので、なにかこう正座して観なければならない事実が映像として映し出されるのかと思ったのです。
そんな先入観を持って観たので、説明が無さ過ぎる!と感じたのだという結論に至りました。

と殺に関しては肉食(特に牛や豚)文化が日本は圧倒的に浅いので且つそれに伴う複雑な背景も絡んでくるので必然的に難しい問題になってしまうのですが、肉が主食のお国柄の違いでしょうかあっさりとしていました。インタビュアーと監督のやり取りでもその違いが伺えました。
「いのち」と邦題を意訳したのも日本の肉を食べるという考え方に起因するのかなあとか。あくまで憶測です。

それよりも作中で
ガスマスクつけて農薬散布って、それって毒じゃん!とか。
豚の返り血浴びたまま昼飯食べに食堂に集まるってどういう事?いいのか?とか。
そちらのほうが気になりました。
問題視する場所が違うのだな、と痛感。

感想の違いで個人のバックグラウンドの違いまで出るドキュメントはそうそう無いと思うので、そういう意味では非常に興味深かったです。
働いている人の健康は大丈夫なのか、とか収穫していた作物は一体何なのかというのが気になりました。
肉に関しては、幸か不幸か私が頭でっかちで知識ばかり先にあるので、映像で再確認したという感じです。

色々と疑問の残る映画でした。

感想 - -
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