<読書感想文日記と化している最近>
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10月の読書。
2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3176ページ
ナイス数:202ナイス

塩壷の匙 (新潮文庫)塩壷の匙 (新潮文庫)感想
表題の「しお壺の匙」他6篇の作品が収められた短編集。著者が言うには私小説なのだが、自己憐憫に基づく穿った物の見方などが感じられず、人間の根っこに存在する悪や死の理不尽や生の強かさなどを淡々とそれでいて鋭く心に刺さる文章で綴るので、私個人としては私小説というよりはひとつの作品として読めた。しお壺の匙のあとがきを読むと、著者の書くことへの拘りと覚悟がビリビリと感じられ、故にこの作品群が創られたのだなと納得させられる。
読了日:10月31日 著者:車谷 長吉
おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC)感想
1巻追うごとにみんなが成長していてなんだか親兄弟のように嬉しくなる。三橋がかなり成長したように思える巻。阿部の怪我が完全に治った後の試合展開が楽しみ!
読了日:10月30日 著者:ひぐち アサ
ゴーグル (KCデラックス)ゴーグル (KCデラックス)感想
03年、08年、11年、12年に描かれた作品が一冊にまとめられた短編集。どれも人間の心理描写が絶妙。1話毎に様々な余韻の残る読後感もまた素晴らしい。既刊の2作品もそうだが、読むたびに感想や印象が異なるのでそこも読む楽しみの一つになっている。
読了日:10月30日 著者:豊田 徹也
不熟  1970〜2012 諸星大二郎・画集 Morohoshi Daijiro ARTWORK不熟 1970〜2012 諸星大二郎・画集 Morohoshi Daijiro ARTWORK感想
初(!)の画集。カバー裏の高橋葉介氏との対談も非常に面白かった。
読了日:10月30日 著者:諸星 大二郎
BUTTER!!!(5) (アフタヌーンKC)BUTTER!!!(5) (アフタヌーンKC)感想
二宮先輩の低燃費、低テンションの理由(原因)が分かる。色んな感情や表情が出てくるのが楽しくて面白くて仕方がない。一貫して高岡先輩グッジョブの一巻。ステキすぎる。に、触発されて一年生はどう動くのか。こちらも楽しみ。
読了日:10月25日 著者:ヤマシタ トモコ
バガボンド(34) (モーニング KC)バガボンド(34) (モーニング KC)感想
待望の新刊!最初の6ページ絵巻から惹き付けられる。小次郎が「水」ならば武蔵はなんだろう。土かな?なんとなく土、大地のような気もするがこの巻ではまだ分からない。なんだろう井上作品を読むたびにちらちらと感じるものがある。果てしない(と感じる、思われる)才能を持った天才に挑むという事だ。これは井上氏のテーマなのだろうか。伊織という名の子供と住むことで武蔵はどう変化するのか、小次郎の小倉での生活は如何に。楓なる女性剣士も気になるところ。
読了日:10月25日 著者:井上 雄彦
宇宙兄弟(19) (モーニング KC)宇宙兄弟(19) (モーニング KC)感想
ムッタと共に怒り新田兄の言葉に共感しケンジの環境の変化を応援した19巻。名言多し。泣きそうになった。みんな負けんな!
読了日:10月25日 著者:小山 宙哉
銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス)感想
犬を拾ったり、野球の試合を応援したり、所属する馬術部の新人戦に備えたり、文化祭(エゾノー祭)の準備をしたり、の巻。高校生の時にこれだけ自分や他者と向き合える機会が多いと非常に逞しい人格が形成されそう。八軒くんのお人好し故の多忙は、それだけ周囲の人間に認識されていることの裏返しでもあり、居ても居なくても同じとしか認識されないよりはある意味幸せであるかも。彼が意図して行っているのかは別として。ってか、みんな体力あって元気だな。
読了日:10月19日 著者:荒川 弘
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)感想
「竜はの学校は山の上」に続いて題名が「竜」繋がりなのもなんだか嬉しい。前作に増して人物の心情や物語の展開に深みが出ているように感じる。狼男の連作や金なし白祿の話にじんわりと心が温まり犬谷家の人々にクスリと笑わせられる。珠玉の短編集。
読了日:10月18日 著者:九井諒子
アドルフに告ぐ 全5巻完結(文庫版)(文春文庫) [マーケットプレイス コミックセット]アドルフに告ぐ 全5巻完結(文庫版)(文春文庫) [マーケットプレイス コミックセット]感想
全5巻、何度目の再読だろうか。名作。傑作。手塚治虫好き、漫画好き、以外の人も読んでみる価値は十分にある作品なので是非。
読了日:10月13日 著者:手塚 治虫
昭和元禄落語心中(3) (KCx(ITAN))昭和元禄落語心中(3) (KCx(ITAN))感想
八代目八雲の過去編の続き。「誰のための落語なのか」「なんのための落語なのか」それぞれの落語を模索する。助六と菊比古ふたりの、似ているようで異なる、しかし、どちらも存在しなければ成り立たないであろう落語の道。ここに、みよ吉という一人の女が加わる。一巻から読み直すと八代目八雲の背負ってきたものの「重さ」が更に際立つように感じる。事件の真相から現在に至るまでの未だ謎の部分と真相の絡み合った糸がどう解れていくのか、ただただ楽しみである。傑作!
読了日:10月12日 著者:雲田 はるこ
まじめな時間(2) <完> (アフタヌーンKC)まじめな時間(2) <完> (アフタヌーンKC)感想
2巻で完結(短編「孤陋」収録)もう少し続くかなと思った内容の1巻だったので2巻で完結には驚いたが、とても爽快な読後感に満足。天真爛漫な女子高生の、周囲を巻き込みつつも停滞していた思考や環境を変える様はとても小気味良い。死者がこんなにも快活でエネルギーがあって笑ったりしているのかもしれないと思うと非常に救われた。時代と空気の切り取り方がヒリヒリと焼けるような短編「孤陋」も面白かった。
読了日:10月12日 著者:清家 雪子
ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)感想
どちらが紅天女を演じることになるのか、勝負はなんとなく目に見えている。最初から「そう」なのだろう。しかし、この漫画の面白いところは、演じるまでの過程であり、更にマヤと亜弓さんの差異がどこにあったのか、という部分だったりすると思う。天才と秀才の差を潔く面白く描くところというか。阿古夜をどのように演じるかで差がつくような気もしなくもなくもない。それ故の過程なのだろうけど。じれったいのよ!速水さんもマヤもとっとと一皮むけてらっしゃいな!化けたマヤを早く見せて!(白目)とりあえず、水城くんと聖さんグッジョブの巻。
読了日:10月12日 著者:美内すずえ
きのう何食べた?(6) (モーニング KC)きのう何食べた?(6) (モーニング KC)感想
1〜6巻をまとめてじっくり読んだ。喧嘩したり外で嫌なことがあっても、毎日向かい合ってご飯を食べて、そして食べてくれる人がいる幸せは当たり前のように思われるが、小さな奇跡の積み重ねなのかもしれない。個人的には漫画という読み物だけでなく料理レシピにも非常に重宝すると思うので、これから色々試してみよう。
読了日:10月6日 著者:よしなが ふみ
すみれファンファーレ 2集 (IKKI COMIX)すみれファンファーレ 2集 (IKKI COMIX)感想
心温まる話がぎゅうっと詰まった1冊。読みながら思わず応援してしまうほどに頑張りやさんなすみれちゃん。無性に心を温めたいんだ!という人に特にオススメ。
読了日:10月2日 著者:松島 直子
テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)感想
伊藤とバイアエの未来はルシウスにかかっているのか!?それにしても暴れ馬2頭を手なずけまさかのチャリオット!非常に気になるところで待て次号なのがニクイ!そして梅吉と鉄蔵のコンビは渋い。
読了日:10月2日 著者:ヤマザキマリ
ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻感想
2巻は、因幡の白兎の話が有名な大黒様ことオオクニヌシの話(出雲の国の話)こうの史代さんの描く夫婦はとても素敵で、古事記になってもそれは健在だ。ところで、スサノオの娘と結婚するに辺りスサノオから無理難題をふっかけられるが娘の手助けにより解決させていく・・このような内容は、ギリシア神話などにも存在して(イザナミイザナギの話に似たものもある)神話の共通性がどこから起因するのか非常に興味深い部分である。
読了日:10月2日 著者:こうの 史代
娚の一生 4 結婚 (フラワーコミックス)娚の一生 4 結婚 (フラワーコミックス)感想
その後を描いた4巻。仲睦まじい海江田夫婦に心が和む。3巻までに出てきた登場人物のその後も描かれているが、全てが幸せとも言い難く要所要所にチクリと刺さるエピソードもある。親、子、孫・・と続いていく家族というものの大切さをしみじみと感じるような話が詰まった一冊だった。
読了日:10月2日 著者:西 炯子

読書メーター


追記:
横山光輝「史記」
水木しげる「神秘家列伝」

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