<読書感想文日記と化している最近>
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2月の読書。
2月末から今まで体調不良で寝込んでいました。 
思い起こせば、10代の頃から2年に1回のペースくらいでインフルエンザに罹患するような人間だったなあと。 
もうこの春先の寝込むほどの体調不良は花粉症と共に個人的な春の風物詩にします。

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2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1694ページ
ナイス数:87ナイス

戦争と一人の女戦争と一人の女感想
坂口安吾原作の「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」を近藤ようこさんが漫画化した作品。原作は戦時下の男女を描いたもので、「続〜」のほうでは一人称が「女」に転換されて書かれているのだが、この2作品を見事にひとつの漫画として描いている。特に「女」の描写が素晴らしく、原作で言うところの「無表情の白々とした女の顔」にハッとさせられる。あとがきも非常に興味深い。原作を読むとこの漫画作品が如何に素晴らしく表現されているかが認識出来ると思う。
読了日:2月9日 著者:坂口 安吾,近藤 ようこ
三国志―完結編 (第3巻) (MF文庫 (7-33))三国志―完結編 (第3巻) (MF文庫 (7-33))感想
五丈原の戦いの後(諸葛亮が死んだ後)晋の国(大晋)が出来るまでを描いた全3巻。諸葛亮没後の話を詳しく描いた作品はなかなかお目にかからない気がするので、この作品はその後の英雄の活躍を知りたい人にはオススメの3冊。司馬懿、司馬師、司馬昭、姜維などの活躍も見物である。
読了日:2月14日 著者:寺島 優,李 志清
変身のニュース (モーニング KC)変身のニュース (モーニング KC)感想
帯にもある通り、まさしく「怪作」。個人的には超!傑作。短編集。胸が痛くなるような悲しみや切なさややるせない現実などが物語の根底にあるのだがどこか奇妙で不思議な世界が広がっている。そして殆どの作品で必ずドンと感情が爆発したような急展開を見せたり、良い意味でいきなり破綻したりする(絵のタッチやコマにその勢いが見られる)読んでいて急な展開や投げたような終わりに呆気に取られてしまうのだが、その読後感が不快ではなく逆に後を引くというか強烈な印象と余韻が残る。まず1話目の「赤星くん」の話からの衝撃ったらない。
読了日:2月14日 著者:宮崎 夏次系
凍りの掌凍りの掌感想
著者のおざわゆきさんの父親の話をもとに描いた歴史事実。私の祖父もシベリア抑留体験者だった。話せない事もあっただろうと今は思うが、昔に祖父が聞かせてくれた話は断片的にしか覚えていない(弟の方が私よりも詳細に記憶している)その断片と一致する描写を作中に見つけた時の気持ちはこれを書いている今も適当に値する言葉が出て来ない。一人でも多くの人に読んでもらいたい作品。漫画化してくださったおざわゆきさんとお父様と出版してくださった方々に深く感謝したい。
読了日:2月15日 著者:おざわゆき
シティライツ(3) <完> (モーニング KC)シティライツ(3) <完> (モーニング KC)感想
全3巻。じわじわと心に広がるような作品。「切なくて温かい」という単語が本当にピッタリあてはまると思う。個人的にはかなりのツボ作品。なんか良い。
読了日:2月19日 著者:大橋 裕之
真夜中百景 1真夜中百景 1感想
帯に「くすくす笑ってほっとして、ぐっすり眠れますように。」と書いてあるが、まさにそんな感じの絵柄と内容で、ふふっと笑いつつなんだかほのぼのとしていて心地良い。
読了日:2月19日 著者:木下 晋也
ニッケルオデオン 緑 (IKKI COMIX)ニッケルオデオン 緑 (IKKI COMIX)感想
エグさは赤のほうが強めだが、巧みな物語展開を広げる作品が増えて面白さも一段と増した気がする。読ませる心理描写なども最高!
読了日:2月21日 著者:道満 晴明
へうげもの(16) (モーニング KC)へうげもの(16) (モーニング KC)感想
「厳しき所と楽しき所、両方があってこそ互いが引き立つ」織部は豊徳合体の実現に残りの人生を賭けることにする。史実としての織部の最期への伏線がちらちら見えて、「志村!うしろ!うしろ!」みたいな心境に。苦笑。小堀作介との別れの場面がなんとも印象深い。それから、金森重近と古田重嗣のパラパラ!(笑)
読了日:2月25日 著者:山田 芳裕
宇宙兄弟(20) (モーニング KC)宇宙兄弟(20) (モーニング KC)感想
ピコとビンスと亡きリックの3人の中にムッタも加わる事によってまた新しい繋がりが出来た。そしてシャロンの月面展望台建設。ムッタには色んな人の色んな思いが託されている気がする。ムッタの月への雲行きが怪しい雰囲気で終わった20巻だが、色んな人の思いを乗せて宇宙へ飛び立つ事の出来る人間が宇宙飛行士でしょう!と改めて思うこの20巻までの道のり。
読了日:2月25日 著者:小山 宙哉
放浪息子 14 (ビームコミックス)放浪息子 14 (ビームコミックス)感想
もうー!みんな可愛いし!カッコイイし!
読了日:2月25日 著者:志村貴子
つらつらわらじ(5)<完> (モーニング KC)つらつらわらじ(5)<完> (モーニング KC)感想
史実上の人物の池田治政をもとに描かれた作品なのかなと思いつつ読んでいたが、気が付いたら登場人物と同じように熊田治隆人物そのものに魅了されていた。器の大きさ、度量の広さ、そしてその豪傑っぷり。そして最後の大名行列。「知るを愉しむ」という言葉が印象深い。「越中に越されぬ山が二つある 今日の中山 備前岡山」というセリフを松平側から言わせるラストもオツである。素晴らしい作品!
読了日:2月26日 著者:オノ・ナツメ

読書メーター



日常 - -
1月の読書。
2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3033ページ
ナイス数:131ナイス

Sunny 3 (IKKI COMIX)Sunny 3 (IKKI COMIX)感想
雪の日のカラーページがとても綺麗。どうしようもなく切ない話が多かった今までに比べると少し安心するというか救われるような話もあって人生そんなに悪くないよねと語りかけたくなる3巻だったように思う。静君の笑顔が見られる日が来るといいな。
読了日:1月31日 著者:松本 大洋
君曜日 ─鉄道少女漫画2─ (書籍扱い楽園コミックス)君曜日 ─鉄道少女漫画2─ (書籍扱い楽園コミックス)感想
「鉄道少女漫画」の「木曜日のサバラン」に登場した女の子(亜子ちゃん)が主人公の物語。初々しいし可愛いし心温まるし最高。亜子ちゃんのクラスメイトのみさちゃんが面白い意味も含めて良い味を出している。小平と亜子ちゃんは、これから、かな・・?個人的な感想として、みさちゃんと正太郎との話は、登場人物と同じ中学生くらいのときに読んでいた山田南平さんの「オトナになる方法」という漫画を思い出して懐かしい気持ちになった。
読了日:1月31日 著者:中村明日美子
団地ともお 21 (ビッグ コミックス)団地ともお 21 (ビッグ コミックス)感想
面白さはそのままに良い話が多かった(個人的に超!待ちに待った)21巻。それでも随所に笑いがあってニヤニヤしながら読んだ。「なんかすまなかったなともお」の話が好き。阿羅間選手の腰にダイブするケリ子の描写がツボだった。委員長の鉄道絡みの話も好きなんだよなあ。体調不良だったのだが21巻で心の元気が出た。ありがとうともお。ありがとう小田扉さん。1月の読書メーター感想文が間に合って良かった。滑り込みセーフ。
読了日:1月31日 著者:小田 扉
ヒトヒトリフタリ 5 (ヤングジャンプコミックス)ヒトヒトリフタリ 5 (ヤングジャンプコミックス)感想
この漫画の日本の総理は、4号機の燃料プールの前に立ち防護マスクを取り防護服を脱ぎ国民に向かってメッセージを送るのだが(その後にとんでもない事をやってのけるのだが)そのメッセージの内容の一部「みなさんは必ず忘れます」という言葉にハッとさせられた。これだけのメッセージを込めて且つ漫画作品としても成立させているところが素晴らしい。リヨンの今後も気になるし、最後の終わり方も気になるし、久保の過去が明らかになるであろう次巻も気になる。
読了日:1月25日 著者:高橋 ツトム
主に泣いてます(9) (モーニング KC)主に泣いてます(9) (モーニング KC)感想
ゆっこがひたすらカッコいい前半!記憶喪失といえば、はいからさんが通るらしいが私は未読なので分からず無念。泉さんに変化が!赤松が遂に覚醒!?そしてアサシンよし子!相変わらず表紙のインパクトがハンパない!
読了日:1月24日 著者:東村 アキコ
COCOONCOCOON感想
沖縄のひめゆり学徒隊を基に今日マチ子さんの世界観で描かれたこの作品。ふわふわとした夢の中にいるような描写なので、悲惨さ残酷さそして強さが顕著に現れているように思う。それ故に独特の重みを感じざるを得ない物語として成り立っている。戦争について取り扱った漫画で読んで欲しい作品のひとつ。
読了日:1月21日 著者:今日マチ子
銀の匙 Silver Spoon 6 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 6 (少年サンデーコミックス)感想
馬術部の試合とエゾノー祭の開催までを描いた6巻。南九条あやめという新キャラが登場。荒川弘さんの描く登場人物はすべて憎めないキャラクターでこういう雰囲気好きだなあと改めて。そして、八軒くん言わんこっちゃない!(涙)体が資本だよ!と思った人も多かったハズ。八軒くんのイレギュラー事件はさておき、みんな生き生きとした巻だったように思う。楽しさが伝わってくる。アニメ化とのこと。そちらも楽しみ。とても個人的な感想としては、南九条あやめを南条あやに空目してちょっとビックリした人はどのくらいいるのか気になるところ。
読了日:1月21日 著者:荒川 弘
ぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)ぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)感想
1巻のあとがきで「へんたい」の意味は、性的な意味ともうひとつ「昆虫が蛹から羽化して成体になること」の意味もあると記してあったが、2巻ではまさにそれが描かれているように思う。羽化の途中を慎重に見ているような2巻だった。女装男子が登場する作品だが、主題はもっと深いものだと思う。女子ならではのとまどいが描かれていてる部分でも明らかだ。読者である私は引き続き登場人物たちの「へんたい」を見守っていきたいと思う。(それにしても、ふみふみこさんの描き方はどの作品を読んでも素晴らしくて感動する)
読了日:1月17日 著者:ふみ ふみこ
そらいろのカニ (バーズコミックス スピカコレクション)そらいろのカニ (バーズコミックス スピカコレクション)感想
エビとカイとカニ。この3つがキーワードとして登場する。時系列はバラバラに話は続き、過去なのか未来なのか話が交差しながら、そしてひとつの短編として成立しつつまるで機を織るように話が構築されていく。様々な時代、様々な場所、そして様々なシチュエーションでエビとカイは出会い別れる。愛情と憎悪、それらを共に抱く相手がいるとすればそれはきっと永遠の絆のようなものなのだろう。究極の愛の物語であるように感じる。話によって絵柄を変えている部分もさすがふみふみこ氏といったところ。素晴らしい作品。
読了日:1月17日 著者:ふみ ふみこ
補助隊モズクス 1 (ビームコミックス)補助隊モズクス 1 (ビームコミックス)感想
「野ばら」から著者のファンなので新作が読めてとても嬉しい。「野ばら」が短編集だったのに対してこの作品は続き物。平凡なサラリーマンであった主人公がある日突然、人を喰らう虫と戦うハメになる。相棒の3匹(3人?)もなかなか曲者。導入部分の1巻だが最後の2話がグッときた。個人的には、作中の各話の題名も楽しみで好きな要素のひとつである。
読了日:1月15日 著者:高田 築
空が灰色だから 4 (少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから 4 (少年チャンピオン・コミックス)感想
ほのぼのする話や遊び心ある話がバランス良く含まれていて、それ故に、隠れた狂気が見え隠れする話や切ない話が今まで以上に際立っているような気がする。ハッとさせられたり。「世界一我侭な私から〜」「私と私で私のまっぴるみにトートロジー」に対して「マシンガン娘のゆううつうつ〜」や「名乗る名もない」など、話の陰陽の匙加減が絶妙。
読了日:1月15日 著者:阿部 共実
失恋ショコラティエ 6 (フラワーコミックス)失恋ショコラティエ 6 (フラワーコミックス)感想
決して物語の批判をしているわけではなくて。主人公の爽太の自己満足的自己完結的思考回路の所為で周りの女性が振り回されているところがなんかもういたたまれない。フラれるために告白するならいっそ黙っとけよと。オリヴィエとまつりちゃんのカップルは実はどこにでも居る普通の恋人達のやり取りのひとつなのにとても美しく見える不思議。続きが気になる終わり方なのも(良い意味で)憎らしい!ところで作中にあったフランス語は一体なんて書いてあるのかとても気になる。
読了日:1月15日 著者:小学館
アマゾン限定特典付 ストロボスコープ (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)アマゾン限定特典付 ストロボスコープ (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)感想
前半が新旧の短編集で後半がエッセイ集という構成の一冊。短編集は言わずもがなの傑作揃い。特に過去の傷と年齢とが重なって人間関係に臆病になり感情にまで蓋をしてしまった主人公の話などは共感しつつ感動しつつ。後半の、辞書を開いて出た単語から物語を創るというシリーズではヤマシタトモコさんの物語の構成力の高さに驚愕しっ放しだった。ハラショー。
読了日:1月12日 著者:ヤマシタ トモコ
ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ 2 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ 2 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)感想
神様についての逸話は遂に2巻にまで及ぶ!(仰天エピソードはまだまだありそうな気がする)手塚治虫という人物が漫画というジャンルを開拓した先駆者でありえたのは、彼のその肉体の酷使を含む荒業は勿論のこと、彼が自身の周囲を愛しそして周りからもとても愛されていた事に因るものだという事を改めて実感出来る2巻になっている。河合竜氏のエピソードや松本零士のエピソードに顕著に現れているように思う。原稿を手にするまで10日間も泊り込んだ人もいたという編集者たちの苦労話も読みどころのひとつだ。とにかくエネルギー量が桁違い。ここ
読了日:1月12日 著者:宮崎 克
マンガと音楽の甘い関係マンガと音楽の甘い関係感想
漫画と音楽の関係性が、新旧様々な漫画とそこに登場する音楽の紹介と共に著者自身の体験や感想を絡めてエッセイとして綴られている。水城せとな、勝田文、ヤマシタトモコ、雲田はるこ(敬称略)という話題の女性漫画家とのインタビューを間に挟み、女性特有の視点から考察されていて非常に面白い。個人的に音楽も漫画も好きなので興味深く読むことが出来たと思う。
読了日:1月12日 著者:高野麻衣
誰がそれを -田中相短篇集- (KCx(ITAN))誰がそれを -田中相短篇集- (KCx(ITAN))感想
どの話も文字通り鐘の余韻のようにいつまでも頭に残る。自分の中に残った感情について説明が出来ずに感想も後手後手になってしまった。作中のひとつ「恋する太陽系第3惑星地球在住13歳」の最後の終わり方などは絶妙。語るは野暮だ読んでみてとしか言えないかも。この漫画家さんの描く作品はすべて大好きだ。
読了日:1月12日 著者:田中 相
ちはやふる(19) (BE LOVE KC)ちはやふる(19) (BE LOVE KC)感想
アニメも2期が始まったこの作品。この19巻は吉野会大会の後半戦。楽しそうにかるたを取る、負けたら人一倍悔しがる、今まで以上に喜怒哀楽に満ちている巻だと思った。決勝戦で対決するはなんとあの二人・・・!!
読了日:1月12日 著者:末次 由紀
3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)感想
主人公・桐山零と宗谷名人との一局は将棋を媒介としてお互いが会話をしているような(実際に意思の疎通が図れている)今まで描かれていた戦いとは全く異なるものだった。侍が真剣で相手と語り合うような。作品中にもあるように澄んだ水のイメージ。対して、表紙にもなっている柳原棋匠。島田さんとの棋匠戦は火の如く。それぞれに背負うものがあり戦いに挑む。柳原さんは人の思いと将棋という歴史そのものを背負っている。彼に託された襷は将棋という流れの中でいつかは誰かに受け継がれていくのかもしれない。最後の夏祭りの話でホッと一息ついた。
読了日:1月12日 著者:羽海野 チカ

読書メーター



日常 - -
12月の読書とあれやこれ。

12月は中旬までは普通に過ごせていたのですが、13日にケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の演劇「祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜」を観に行った際に隣の席の人がそれはそれは豪快に咳をしてくれまして、うっかりマスクを忘れた私にも非があるのですが、せめて口に手を当てて咳をしてくれよといった具合で、観劇しつつ感激しつつ戦慄が走りました。 
家路に着いてから葛根湯を投下したり善処したのですが、やはり風邪をひきました。 
寒さもあって風邪は一進一退。 
そんなこんなでPMS。さらに体調不良。 
気が付いたら年末でしたよという具合で、12月は割りと新刊(漫画の)ラッシュで結構読んだのですが、感想が全然追いつきませんでした。 

そんなわけで、12月の読書はかなり少ないです。 
日記的には読みやすいです(笑) 

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2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1470ページ
ナイス数:88ナイス

吉田秋生-夜明け- (フラワーコミックス)吉田秋生-夜明け- (フラワーコミックス)感想
今までの作品を断片的に集めた短編集とインタビュー記事をまとめた2冊がセットになっている。作品の短編集はファンならば一度は目にしたことのある作品なのではないだろうか。私個人としては、漫画を通してしか知り得なかった作者像なので、インタビュー記事のまとめは非常に興味深かった。「夜明け」というタイトルはBANANA FISHの英二が撮った写真からだろうか。この作品集を踏まえた上で改めて海街diaryの新刊を読むと、海街の「優しさ」のようなものが際立って感じられた。この漫画家さんの作品は新旧共に名作揃いなので是非オ
読了日:12月12日 著者:吉田 秋生
海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)感想
人が生きるということ、死んでしまうということ。非常に重いテーマで、ともすると悲観的な内容で終始してしまいそうになるところをさすがの吉田秋生氏の物語展開で丁寧にじっくりと読み事が出来た。心に残るモノローグが多く、表題の「群青」の話の中の「どんな気持ちの時も 晴れた日は空が青い」「晴れた日は空が青い どんな気持ちの時もそれは変わらない」というモノローグが非常に印象的でこの一冊を象徴するような一文だと思った。加えて揺れる恋心も読み所のひとつである。
読了日:12月11日 著者:小学館
町でうわさの天狗の子 10 (フラワーコミックス)町でうわさの天狗の子 10 (フラワーコミックス)感想
終始心がざわざわする巻。謎が多く話の盛り上がりはこれからといった具合。続きがひじょーーーに気になる・・・!!
読了日:12月11日 著者:岩本 ナオ
喰う寝るふたり 住むふたり  1(ゼノンコミックス)喰う寝るふたり 住むふたり 1(ゼノンコミックス)感想
恋人以上夫婦未満。交際10年同棲8年のカップルの話を男女それぞれの視点から描いた作品。1つの話題について男性視線と女性視線から読めるのが非常に面白い。お互いに意識していない部分なのに、お互いの気持ちのパズルのピースがカッチリとはまる描写にこの二人の相思相愛が感じられる。最後の元彼女の話が山椒のようにピリリと辛い。全体を通してとてもステキな作品だと思った。
読了日:12月11日 著者:日暮 キノコ
きのう何食べた?(7) (モーニング KC)きのう何食べた?(7) (モーニング KC)感想
シロさんとケンジの心温まる話が印象的。もちろん、美味しいゴハンも健在。健やかなる時も病める時もいつまでも二人で一緒にゴハンを食べて欲しい。紅茶のアイスを作ってみたいと思った。美味しそう。
読了日:12月11日 著者:よしなが ふみ
DVD付き 聖☆おにいさん(8)特装版 (講談社キャラクターズA)DVD付き 聖☆おにいさん(8)特装版 (講談社キャラクターズA)感想
「こちら」は天界の住人の話。聖人はバカンス中で下界に降りているのだが。8巻の目玉は聖人二人が伊豆より遠い沖縄へ行った話だろう。そこに待ち受けている人物は読んでみてのお楽しみということで。他にも、コンサートは聖戦だとかボーリングの玉の(∵)は無我の境地の顔だとかモーセの割りましょうネタだとか、沖縄以外も盛り沢山。DVDは松田さんが大活躍。イエスとブッダの声にも注目。ところで私もブッダ同様、鼻パックに対するマーラがいたりする。
読了日:12月11日 著者:中村 光
鬼灯の冷徹(7) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(7) (モーニング KC)感想
桃太郎のお供の雉のルリオの存在感が上昇した巻。個人的には「エイガノハナシ」がツボだった。そして猫好好ちゃん、私は嫌いじゃないよ。雪鬼が出てきてまさかの続き!季節柄、読んでいて手足が冷えた気がする八寒地獄の話。地獄の日々「も」目が離せない。
読了日:12月11日 著者:江口 夏実

読書メーター


日常 - -
11月の読書。
2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3412ページ
ナイス数:103ナイス

クイック・ジャパン 104クイック・ジャパン 104感想
結成30周年になるダウンタウンの特集。この特集で興味深いのは「ダウンタウンDX」という現在も放送されている番組を取り上げたところだと思う。DXという番組が放送されるまでの裏側が対談形式で伝わるようになっている。20年になるDXの番組内容の変遷も読み応えがある。個人的に、初期DXの対談で川谷拓三さんがゲスト出演してその後「拓ちゃん」と呼ぶようになった事と、ダウンダウンの天気予報の歌が今でも耳に残っている。♪松本人志は ひー坊 浜田雅功は まー坊 ダウンタウンの天気予報 天気予報はダウンタウン〜♪という歌。
読了日:11月30日 著者:ダウンタウン,浜田雅功,綾野剛,東浩紀,園子温,藤田貴大,松本人志,木村祐一,YOU,小室哲哉,吉田豪,佐々木彩夏,ももいろクローバーZ,Revo
赤パン先生! 2 (ビームコミックス)赤パン先生! 2 (ビームコミックス)感想
1,2巻同時刊行で3巻へと続く続編物語。2巻で終わりなのかなと思っていたので驚いた。初の長編になるのかな。前半はきらの姉である庸子の話。1巻で違和感を覚えた部分に繋がっていく。根が深そうな傷だ。後半はきらの話。友達との関係性の変化など。そこに赤パン先生が絡んでくるので果たしてこの後どう物語が展開していくのか少し怖いが続きがとても楽しみである。心象風景の描写が素晴らしい。
読了日:11月30日 著者:安永知澄
赤パン先生! 1 (ビームコミックス)赤パン先生! 1 (ビームコミックス)感想
安永知澄さんの作品はどれも大好きなのだが、この新しい作品は、まず題名の「赤パン先生!」に惹きつけられた。赤パンツ。小学校の臨時水泳教師の水着が赤いパンツなことに由来する。小学4年生である主人公の女の子(きら)の豊かな感性で見たプールの水しぶきや友達から貰った指輪などが、その子の目線でキラキラと眩しい。反面、クラスメイトとの諍いや友達との不協和音が痛ましい。
読了日:11月30日 著者:安永知澄
第七女子会彷徨 (5) リュウコミックス第七女子会彷徨 (5) リュウコミックス感想
SF要素がある話、ちょっと不思議な話。それだけではなくて毎回改めて考えさせられる話題が入っているのがこのシリーズの特徴でもあり面白い部分だと思う。個人的には1話目の「どこから来ましたか?」と「欲しいものは何ですか?」が心に響いた。
読了日:11月30日 著者:つばな
姉の結婚 4 (フラワーコミックス α)姉の結婚 4 (フラワーコミックス α)感想
「娚の一生」とは打って変わって非常にツライ内容。あーあー。帯の「どこにでもある地獄。そして天国。」胸をえぐられる言葉だ。
読了日:11月28日 著者:西 炯子
REAL 12 (ヤングジャンプコミックス)REAL 12 (ヤングジャンプコミックス)感想
登場人物それぞれが変わろうとしている、それが分かりやすく伝わる12巻。特に高橋の変化は目を見張るものがある。人間の底力を垣間見たような気がする。いくつになっても成長出来る。素晴らしいな。野宮もガンバレ!なんか良いことあるはずだ!
読了日:11月28日 著者:井上 雄彦
ヴィンランド・サガ(12) (アフタヌーンKC)ヴィンランド・サガ(12) (アフタヌーンKC)感想
11巻でクヌートとの邂逅を匂わせていたがそれはまだ先の話で、この12巻は逃亡奴隷の一件がトルフィンに振りかかる。剣を手に向かってくる相手にどう対峙するのか。「本当の戦士」とは。水平線の向こうのまだ見ぬ地「ヴィンランド」の話も少し絡んできて、大きな展開は見せない今巻だが大きな意味を持つ内容でこれからの布石を打ったような気がする。巻末の作者のあとがきも非常に興味深い。
読了日:11月28日 著者:幸村 誠
SIDOOH ―士道― 25 (ヤングジャンプコミックス)SIDOOH ―士道― 25 (ヤングジャンプコミックス)感想
1〜25巻までを一気に。話に惹き込まれて気が付くと読破。幕末の史実と創作を見事に融合させており、作中から志士達の生き様と熱い魂(武士道や志など)がひしひしと伝わって来るように感じた。泣いたさ。。
読了日:11月21日 著者:高橋 ツトム
ヒトヒトリフタリ 4 (ヤングジャンプコミックス)ヒトヒトリフタリ 4 (ヤングジャンプコミックス)感想
コアガバメント発足。この漫画の日本の総理大臣はすごい。さて現実は?
読了日:11月21日 著者:高橋 ツトム
春山町サーバンツ 1 (ビームコミックス)春山町サーバンツ 1 (ビームコミックス)感想
東京都渋谷区春山町の区役所出張所に勤務することになった女の子が主人公のじんわりと心が温かくなる物語。1巻は初出勤から話が始まっていてまだ気になる部分が多く続きが気になる。ところで春山町が本当に存在するかどうか調べてしまった。架空の町?
読了日:11月21日 著者:朝倉世界一
そよそよ。 1 (愛蔵版コミックス)そよそよ。 1 (愛蔵版コミックス)感想
女の子がセクシーでキュート。幼馴染三人のハートフルな物語が基盤なのだが、俳優と忍者を兼業していたり吹き矢教室があったりオシャレ木炭があったりとなんだかマニアックな素材が絵柄と世界観を引き立てていると思う。こういう作品大好きだ。
読了日:11月21日 著者:朝倉 世界一
さきくさの咲く頃さきくさの咲く頃感想
主人公と双子のいとこの三人を巡る儚く悲しくとても美しい物語。ぽこぽこで連載していたのを読んでいたがこうして一冊になるとより厚みのある物語であることが実感出来る。春夏秋冬と大和三山や更には和歌を、三人と絡めて話が展開され非常に情緒豊かな物語になっていると思う。素敵!「さきくさ」は3つの枝に分かれた花の意味らしい。題名まで物語に絡めていて本当に素晴らしい作品。傑作!
読了日:11月19日 著者:ふみふみこ
妖談妖談感想
短編集。「しお壺の匙」を読んだ後だったのですんなりと入っていけた。帯には「この世で人の欲ほど怖いものはない」とある。この短編集については読んでいて引き気味になるような女性の性欲描写が目立つ。長吉節とでも言おうか。性描写の意味合いではなく、まさしく人の欲や業として描かれているので逞しいというか浅ましいというか。「まぐわひ」という表現に世界観が表れている気がする。ひとつの作品は短めなので「赤目〜」などを読んでいなくても読みやすいかもしれない。
読了日:11月15日 著者:車谷 長吉
星が原あおまんじゅうの森3 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)星が原あおまんじゅうの森3 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
優しいだけでなく自然の厳しさや怖さを織り交ぜつつ展開してきた物語が一気に加速した巻。寂しさからであろう野分の暴走。蒼一と科子はどうなるのかな。
読了日:11月15日 著者:岩岡ヒサエ
溺れるナイフ(14) (講談社コミックス別冊フレンド)溺れるナイフ(14) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
コウの孤独や底知れぬ苦しみが痛々しい。自分だけでなく他人までも傷つけてしまうほどの孤独。夏芽との関係もこの術しかなかったのだろうけど、痛いなあ。心が痛む。主要三人が各々の形で傷ついてしまう今回。それぞれに救いはあるのか否か。
読了日:11月15日 著者:ジョージ 朝倉
坂道のアポロン BONUS TRACK (フラワーコミックス)坂道のアポロン BONUS TRACK (フラワーコミックス)感想
淳一と百合香の駆け落ち直後の話や、律っちゃんの大学生の時の話、律っちゃんのお父さんの若い頃の話、千太郎の薫と再会する直前の話、そして本編その後の話が詰まったボーナストラック。本編では触れられなかった部分がクローズアップされている。特に本編その後の話は非常に感動した。本編しか読んでいない人は是非読んで欲しい。これで本当に完結されるので。ステキな話ばかりで心が温かくなった。ラストの律っちゃんのセリフがステキだ。
読了日:11月12日 著者:小玉 ユキ
団地ともお 20 (ビッグ コミックス)団地ともお 20 (ビッグ コミックス)感想
面白さの中に心温まるエピソードや考えさせられる話が多いのが団地ともおの素晴らしいところだと私は思ってて、20巻はそういう話が多いなあとしみじみ読んでいたら、きれいなともおと狸寝入りの狸顔のともおに心を鷲掴みにされた。ともおは、私のハートをいつでもがっちり掴んで離さない握力の持ち主だ。
読了日:11月2日 著者:小田 扉

「キングダム」1〜27巻 原秦久:著
日常 - -
10月の読書。
2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3176ページ
ナイス数:202ナイス

塩壷の匙 (新潮文庫)塩壷の匙 (新潮文庫)感想
表題の「しお壺の匙」他6篇の作品が収められた短編集。著者が言うには私小説なのだが、自己憐憫に基づく穿った物の見方などが感じられず、人間の根っこに存在する悪や死の理不尽や生の強かさなどを淡々とそれでいて鋭く心に刺さる文章で綴るので、私個人としては私小説というよりはひとつの作品として読めた。しお壺の匙のあとがきを読むと、著者の書くことへの拘りと覚悟がビリビリと感じられ、故にこの作品群が創られたのだなと納得させられる。
読了日:10月31日 著者:車谷 長吉
おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC)感想
1巻追うごとにみんなが成長していてなんだか親兄弟のように嬉しくなる。三橋がかなり成長したように思える巻。阿部の怪我が完全に治った後の試合展開が楽しみ!
読了日:10月30日 著者:ひぐち アサ
ゴーグル (KCデラックス)ゴーグル (KCデラックス)感想
03年、08年、11年、12年に描かれた作品が一冊にまとめられた短編集。どれも人間の心理描写が絶妙。1話毎に様々な余韻の残る読後感もまた素晴らしい。既刊の2作品もそうだが、読むたびに感想や印象が異なるのでそこも読む楽しみの一つになっている。
読了日:10月30日 著者:豊田 徹也
不熟  1970〜2012 諸星大二郎・画集 Morohoshi Daijiro ARTWORK不熟 1970〜2012 諸星大二郎・画集 Morohoshi Daijiro ARTWORK感想
初(!)の画集。カバー裏の高橋葉介氏との対談も非常に面白かった。
読了日:10月30日 著者:諸星 大二郎
BUTTER!!!(5) (アフタヌーンKC)BUTTER!!!(5) (アフタヌーンKC)感想
二宮先輩の低燃費、低テンションの理由(原因)が分かる。色んな感情や表情が出てくるのが楽しくて面白くて仕方がない。一貫して高岡先輩グッジョブの一巻。ステキすぎる。に、触発されて一年生はどう動くのか。こちらも楽しみ。
読了日:10月25日 著者:ヤマシタ トモコ
バガボンド(34) (モーニング KC)バガボンド(34) (モーニング KC)感想
待望の新刊!最初の6ページ絵巻から惹き付けられる。小次郎が「水」ならば武蔵はなんだろう。土かな?なんとなく土、大地のような気もするがこの巻ではまだ分からない。なんだろう井上作品を読むたびにちらちらと感じるものがある。果てしない(と感じる、思われる)才能を持った天才に挑むという事だ。これは井上氏のテーマなのだろうか。伊織という名の子供と住むことで武蔵はどう変化するのか、小次郎の小倉での生活は如何に。楓なる女性剣士も気になるところ。
読了日:10月25日 著者:井上 雄彦
宇宙兄弟(19) (モーニング KC)宇宙兄弟(19) (モーニング KC)感想
ムッタと共に怒り新田兄の言葉に共感しケンジの環境の変化を応援した19巻。名言多し。泣きそうになった。みんな負けんな!
読了日:10月25日 著者:小山 宙哉
銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス)感想
犬を拾ったり、野球の試合を応援したり、所属する馬術部の新人戦に備えたり、文化祭(エゾノー祭)の準備をしたり、の巻。高校生の時にこれだけ自分や他者と向き合える機会が多いと非常に逞しい人格が形成されそう。八軒くんのお人好し故の多忙は、それだけ周囲の人間に認識されていることの裏返しでもあり、居ても居なくても同じとしか認識されないよりはある意味幸せであるかも。彼が意図して行っているのかは別として。ってか、みんな体力あって元気だな。
読了日:10月19日 著者:荒川 弘
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)感想
「竜はの学校は山の上」に続いて題名が「竜」繋がりなのもなんだか嬉しい。前作に増して人物の心情や物語の展開に深みが出ているように感じる。狼男の連作や金なし白祿の話にじんわりと心が温まり犬谷家の人々にクスリと笑わせられる。珠玉の短編集。
読了日:10月18日 著者:九井諒子
アドルフに告ぐ 全5巻完結(文庫版)(文春文庫) [マーケットプレイス コミックセット]アドルフに告ぐ 全5巻完結(文庫版)(文春文庫) [マーケットプレイス コミックセット]感想
全5巻、何度目の再読だろうか。名作。傑作。手塚治虫好き、漫画好き、以外の人も読んでみる価値は十分にある作品なので是非。
読了日:10月13日 著者:手塚 治虫
昭和元禄落語心中(3) (KCx(ITAN))昭和元禄落語心中(3) (KCx(ITAN))感想
八代目八雲の過去編の続き。「誰のための落語なのか」「なんのための落語なのか」それぞれの落語を模索する。助六と菊比古ふたりの、似ているようで異なる、しかし、どちらも存在しなければ成り立たないであろう落語の道。ここに、みよ吉という一人の女が加わる。一巻から読み直すと八代目八雲の背負ってきたものの「重さ」が更に際立つように感じる。事件の真相から現在に至るまでの未だ謎の部分と真相の絡み合った糸がどう解れていくのか、ただただ楽しみである。傑作!
読了日:10月12日 著者:雲田 はるこ
まじめな時間(2) <完> (アフタヌーンKC)まじめな時間(2) <完> (アフタヌーンKC)感想
2巻で完結(短編「孤陋」収録)もう少し続くかなと思った内容の1巻だったので2巻で完結には驚いたが、とても爽快な読後感に満足。天真爛漫な女子高生の、周囲を巻き込みつつも停滞していた思考や環境を変える様はとても小気味良い。死者がこんなにも快活でエネルギーがあって笑ったりしているのかもしれないと思うと非常に救われた。時代と空気の切り取り方がヒリヒリと焼けるような短編「孤陋」も面白かった。
読了日:10月12日 著者:清家 雪子
ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)感想
どちらが紅天女を演じることになるのか、勝負はなんとなく目に見えている。最初から「そう」なのだろう。しかし、この漫画の面白いところは、演じるまでの過程であり、更にマヤと亜弓さんの差異がどこにあったのか、という部分だったりすると思う。天才と秀才の差を潔く面白く描くところというか。阿古夜をどのように演じるかで差がつくような気もしなくもなくもない。それ故の過程なのだろうけど。じれったいのよ!速水さんもマヤもとっとと一皮むけてらっしゃいな!化けたマヤを早く見せて!(白目)とりあえず、水城くんと聖さんグッジョブの巻。
読了日:10月12日 著者:美内すずえ
きのう何食べた?(6) (モーニング KC)きのう何食べた?(6) (モーニング KC)感想
1〜6巻をまとめてじっくり読んだ。喧嘩したり外で嫌なことがあっても、毎日向かい合ってご飯を食べて、そして食べてくれる人がいる幸せは当たり前のように思われるが、小さな奇跡の積み重ねなのかもしれない。個人的には漫画という読み物だけでなく料理レシピにも非常に重宝すると思うので、これから色々試してみよう。
読了日:10月6日 著者:よしなが ふみ
すみれファンファーレ 2集 (IKKI COMIX)すみれファンファーレ 2集 (IKKI COMIX)感想
心温まる話がぎゅうっと詰まった1冊。読みながら思わず応援してしまうほどに頑張りやさんなすみれちゃん。無性に心を温めたいんだ!という人に特にオススメ。
読了日:10月2日 著者:松島 直子
テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)感想
伊藤とバイアエの未来はルシウスにかかっているのか!?それにしても暴れ馬2頭を手なずけまさかのチャリオット!非常に気になるところで待て次号なのがニクイ!そして梅吉と鉄蔵のコンビは渋い。
読了日:10月2日 著者:ヤマザキマリ
ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻感想
2巻は、因幡の白兎の話が有名な大黒様ことオオクニヌシの話(出雲の国の話)こうの史代さんの描く夫婦はとても素敵で、古事記になってもそれは健在だ。ところで、スサノオの娘と結婚するに辺りスサノオから無理難題をふっかけられるが娘の手助けにより解決させていく・・このような内容は、ギリシア神話などにも存在して(イザナミイザナギの話に似たものもある)神話の共通性がどこから起因するのか非常に興味深い部分である。
読了日:10月2日 著者:こうの 史代
娚の一生 4 結婚 (フラワーコミックス)娚の一生 4 結婚 (フラワーコミックス)感想
その後を描いた4巻。仲睦まじい海江田夫婦に心が和む。3巻までに出てきた登場人物のその後も描かれているが、全てが幸せとも言い難く要所要所にチクリと刺さるエピソードもある。親、子、孫・・と続いていく家族というものの大切さをしみじみと感じるような話が詰まった一冊だった。
読了日:10月2日 著者:西 炯子

読書メーター


追記:
横山光輝「史記」
水木しげる「神秘家列伝」

日常 - -
9月の読書。
2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2333ページ
ナイス数:95ナイス

主に泣いてます(8) (モーニング KC)主に泣いてます(8) (モーニング KC)感想
またも衝撃的な表紙。結構シリアスな展開にも関わらず随所にハイテンションなギャグを入れてくるので油断出来ない。ゆっこ殿〜。個人的にツボだったのが「ビバリーヒルズコップ」と思しきコント。トキばあのセリフがエディマーフィー(吹き替え)で脳内再生された。余談だが、私もテレビにこそ繋がないがyoutubeで同じようなことをするので非常に親近感が沸いた。
読了日:9月23日 著者:東村 アキコ
おはようおかえり(4) (モーニング KC)おはようおかえり(4) (モーニング KC)感想
長女・奈保子の思い切った決断に至らしめた過去の重い経験に息苦しくなったがその分他人よりも許容量が大きくなれたということだろうか。転換期は変わらない日々の中での試行錯誤によって生まれるのかもしれない。主人公は恋人と離れたくない一心で東京へ行くが、その後、どうなるのか。表題の「おはよう」と「おかえり」が言える家族がいることの大切さを噛み締めてしまう今巻。
読了日:9月23日 著者:鳥飼 茜
路地恋花(4) <完> (アフタヌーンKC)路地恋花(4) <完> (アフタヌーンKC)感想
京都の路地裏にひっそりと並ぶ長屋には様々な「ものつくり」に関わる人間が住んでいて泣いて笑って恋して徒然。4巻で完結なのも丁度良い長さ。物語の性格上、時間が止まったような錯覚に陥るが確実に変化していて、住人の新旧交代をしみじみと感じられる。何より「ものつくり」の情熱が感じられて心地よい。
読了日:9月21日 著者:麻生 みこと
ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜 (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜 (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)感想
手塚治虫の創作現場をアシスタントや担当編集者のインタビューをもとに漫画化した作品。徹夜徹夜の連続で修羅場とはまさにこの状況を言うのだろうという場面が多々。そして漫画を描くことが好きで堪らない手塚治虫が描かれていて伝わる熱が凄まじく、ギリギリの締め切りを如何にして乗り越えるか東奔西走するスタッフや編集者のエピソードの熱量も凄まじい。情熱と熱意の塊を読んだ気分だ。(この漫画の手塚治虫が漫☆画太郎に出てきそうだなあとは非常に個人的な感想)
読了日:9月21日 著者:
式の前日 (フラワーコミックス)式の前日 (フラワーコミックス)感想
表題作他6作品がおさまった短編集。物語の冒頭などに覚える違和感のようなものが、物語の予想外の展開で納得と感動に帰着する。そして、心がじんわり温まる読後感。とても素晴らしい作品。この著者の他の作品も是非読みたい。
読了日:9月20日 著者:穂積
Pen+ (ペン・プラス)  大人のための藤子・F・不二雄 2012年 10/1号 [雑誌]Pen+ (ペン・プラス) 大人のための藤子・F・不二雄 2012年 10/1号 [雑誌]感想
「藤子・F・不二雄=ドラえもんを始めとする児童少年少女漫画家」という図式の人には是非読んで欲しい、F先生入門書。
読了日:9月18日 著者:
海月姫(10) (KC KISS)海月姫(10) (KC KISS)感想
兄は暴走し、弟は黙考するの巻。
読了日:9月18日 著者:東村 アキコ
花もて語れ 5 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)花もて語れ 5 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)感想
週刊連載に移行してからの話が単行本となった4巻。新美南吉の「ごん狐」と太宰治の「黄金風景」が今回の朗読作品。朗読と物語の両者の表現が更に力強くなった感じ。特に黄金風景の描写には凄みを感じる。朗読作品も然ることながら、ハナと満里子の友情関係が今後どうなるのかも気になるところだ。
読了日:9月18日 著者:片山 ユキヲ,東 百道
きょうの猫村さん 6きょうの猫村さん 6感想
安心と信頼の癒し、猫村さん。エプロンリボンのたて結びは6巻でも元気。小さい頃の猫村さんの「ねこするの」が可愛すぎ。
読了日:9月18日 著者:ほし よりこ
ちはやふる(18) (BE LOVE KC)ちはやふる(18) (BE LOVE KC)感想
新しい女性キャラクターの登場で群雄割拠になりそうな展開。確実に変わってきている太一や机くんに並んで主人公である千早はどう変化するのか。国語の先生の「生みの苦しみを知りなさい。知ったうえで覚悟を持って人を許しなさい。短歌でも文学でもなんでもです」というセリフが非常に印象的。作者自身の想いだろうか。教師陣が表紙であることが納得の18巻。今度こそは千早には勝って欲しいと思ってしまう欲張りな私である。
読了日:9月18日 著者:末次 由紀
(015)庭 (百年文庫)(015)庭 (百年文庫)感想
梅崎春生の「庭の眺め」スタインベック「白いウズラ」岡本かの子「金魚繚乱」の3つ。一貫してのんびりと緩いテンション文章で進む「庭の眺め」は、物語に出てくる放置状態の庭そのもののようであった。狂気じみたとも受け取れる執着と魔性を併せ持つ女性とそれに魅入られた男性を描いた他2作品。両者共に話の最後に向けての展開が非常に印象的で惹き込まれた。
読了日:9月18日 著者:梅春生,スタインベック,岡本かの子
(024)川 (百年文庫)(024)川 (百年文庫)感想
織田作之助「螢」日影丈吉「吉備津の釜」室生犀星「津の国日人」の3作品。「螢」は寺田屋の女将のお登勢の生涯を描いた作品。「あの寺田屋」か否か頭の中で決めあぐねているところに「坂本龍馬」の字が登場しやはり幕末にあった寺田屋の話だと確信する物語の展開にワクワクした。「吉備津の釜」主人公が昔に聞いた民話伝説が水上バスと共にゆらゆらと巡り、船を下りて現実に戻ったその後の顛末までの展開が一本の川の流れのようで面白かった。川の分岐と人の別れを見事に融合させた室生犀星の「津の国人」も面白く、「川」にピッタリの作品群だった
読了日:9月18日 著者:織田作之助,日影丈吉,室生犀星
ふたがしら 2 (IKKI COMIX)ふたがしら 2 (IKKI COMIX)感想
まだまだ二人で半人前だと痛感する弁蔵と宗次は一路、大坂へ。夜坂一味の信頼を得ることが出来るか否か。二人の過去が徐々に明らかになりつつ物語は進む。今後どのような展開を広げどのような顛末になるかは分からないが、この二人なら「なにかでっかいこと」をやり遂げてしまいそうな気がしてしまう。オノナツメさんの描く人物像がますます艶っぽくなっていてとても美しい。
読了日:9月18日 著者:オノ ナツメ

読書メーター

9月末に読んだものもあったのですが、感想が追いつかず、10月に持ち越しです。

日常 - -
8月の読書。
8月中旬から残暑まで非常に暑い日が続きますね。
でも空は秋の空。
9月です。早いもんです。

8月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3437ページ
ナイス数:96ナイス

俺物語!! 2 (マーガレットコミックス)俺物語!! 2 (マーガレットコミックス)
表紙で興味が沸き、友達に勧められて1〜2巻をまとめて読みました。この表紙の雄雄しい猛男くんですが今時見ない性格男前です。気は優しくて力持ちを地で行く男です。友人の砂川くんも顔も性格も良い男です。猛男くんの彼女の大和さんも稀にみる容姿端麗性格美人です。大和撫子。みんなピュアホワイトで眩しいよ!笑いながら感動する漫画です。少女マンガなのです。アゴなしゲンと混同してスイマセン。
読了日:08月31日 著者:アルコ
よるくも 3 (IKKI COMIX)よるくも 3 (IKKI COMIX)
表紙のキヨコの笑顔が作中の救われないほどの暗闇をより際立たせている。しかもすごいところで終わっているので続きが気になる・・・!一筋でも光は射し込むのか、それともこのまま暗い沼に引きずり込まれてしまうのか。
読了日:08月31日 著者:漆原 ミチ
春駒日記 吉原花魁の日々 (朝日文庫)春駒日記 吉原花魁の日々 (朝日文庫)
おそらく「光明に芽ぐむ日」を書いた後に(もしくは出版した後に)改めて書かれた日記なのだろう前作よりも落ち着いた文面になっている。遊郭の日々の「春駒日記」と「友人・千代駒さんの手紙」と「廓を脱出して白蓮夫人に救わるるまで」の3部構成だと思う。吉原病院での入院の話には戦慄が走るものがあった。特にこの本については巻末に吉原の地図や当時の新聞の切り抜きも記載されており如何に脱出が困難で決意を要するものかが窺い知れる。肝心の森光子氏の晩年の消息は不明で、どのような人生を歩んだのか分からない事が心に影を落とした。
読了日:08月30日 著者:森 光子
コミック星新一☆親しげな悪魔コミック星新一☆親しげな悪魔
もともと星新一が好きで且つ好きな漫画家さんが勢揃いしているので読んでみることに。原作を壊さず漫画としても成り立っているところは名を連ねている漫画家さんから考えると納得の一冊。ブルギさんの話「もてなし」は昔フジテレビ「世にも奇妙な物語」でドラマになったのを覚えていて懐かしさもあり殊更面白かった。久しく原作を読んでいないのでまた読むかな。。
読了日:08月29日 著者:星 新一
人類は衰退しました のんびりした報告 (IKKI COMIX)人類は衰退しました のんびりした報告 (IKKI COMIX)
原作未読でアニメを見たのでそれを機に読んだ。こちらの妖精さんもシュールで可愛い。CDが古代のもので円盤としてしか認識されていないところに、ああ人類は本当に衰退したのだなと一抹の寂しさを感じつつも、こういう衰退もアリなのかなと思わせてしまう程、のんびりとした雰囲気で終始する。のんびりと哀愁が漂うのもなかなか珍しい。
読了日:08月27日 著者:見富 拓哉
ぼくらのフンカ祭 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)ぼくらのフンカ祭 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
青春と友情と祭りは爆発だ!・・って、本当にフンカした。ラストのフンカのシーンで、読み手のこちらはうわあ!とテンションを上げられて、最後の最後「多分一生忘れねーわ。この光景」で、一気にしんみりさせられてしまうこの漫画の引力に感動した。圧巻。
読了日:08月27日 著者:真造 圭伍
台風の日: 真造圭伍短編集 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)台風の日: 真造圭伍短編集 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
「いいね、こういうの」「いいよ、こういうの」作中に出てくる会話のやり取りなのだが、まさに「いいね、こういうの」といった具合の漫画。なんか、うまく言えないのだが、なんか、とても良い!じわじわと楽しくなってきて何回も読み返してしまう。面白い。なんか面白い。
読了日:08月27日 著者:真造 圭伍
鬼灯の冷徹(6) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(6) (モーニング KC)
相変わらずの面白さと安定した鬼灯さんの冷酷さ。恥ずかしながら小野篁という人物を知らなかったので大変勉強になった。「子子子子子子子子子子子子」←なんて読むでしょう?(ドヤ
読了日:08月26日 著者:江口 夏実
裸で外には出られない (マーガレットコミックス)裸で外には出られない (マーガレットコミックス)
ファッションに関するエッセイ漫画と巻末に短編が3つ入った一冊。エッセイ漫画、とても面白かった!!ヨーロッパの地方豪族の娘の妄想に私も萌えた(笑)題名を♪夢見る少女じゃいられない〜♪のメロディーで♪裸で外には出られない〜♪と黙読してしまうのは私だけだろうか。短編も「美青年」にはゾクっとした。
読了日:08月25日 著者:ヤマシタ トモコ
ヒトヒトリフタリ 3 (ヤングジャンプコミックス)ヒトヒトリフタリ 3 (ヤングジャンプコミックス)
「スカイハイ」の世界観を引き継ぎつつ今度は守護霊が主役とでも言おうか。表紙の女の子は日本の総理大臣の守護霊。彼女が総理を守り総理が日本を守る、といった具合。某元総理らしき人物が描かれていたり、この巻では総理が脱原発宣言したりと、なかなか挑戦的な内容になってる。単なるSF的な守護霊の攻防戦ではなく根底に人間の善意悪意や生死が存在するとこがやはりこの作者ならでは。
読了日:08月24日 著者:高橋 ツトム
路地裏第一区 ―ムライ作品集― (IKKI COMIX)路地裏第一区 ―ムライ作品集― (IKKI COMIX)
表紙に惚れて購入した。短編漫画集である。おそらくペンで緻密に描かれているのであろう風景やキャラクターはどこかに不気味さを抱えつつそれでいて可愛らしくもある不思議な魅力に溢れている。物語も不思議そのものだが、単に不思議な世界観だけではなくそこに恐ろしさや寂しさ、優しさや笑いなど様々な感情が詰まっていて何層にも厚いのだ。濃密な一冊。
読了日:08月21日 著者:ムライ
ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)
三人の「男の娘」(おとこのこ、と読みます)が主人公。女の子の格好をする理由は三人三様。なかなかナイーブな主題で且つ三人が女装する理由に重たい話もあったりするのだけど、ふみふみこさんの柔らかい絵柄と雰囲気がクッションの役割をしているからでしょうか、突き刺さるような鋭さではなく、ぐいと押された痕が心に残るような読後感。へんたい、は、蛹から羽化する「変態」の意味も含まれているそうです。続きが楽しみ。*「男装している女子に違いない!ちーちゃんだ!」というセリフがあるのですが、「放浪息子」のちーちゃんかなと。苦笑。
読了日:08月21日 著者:ふみふみこ
ちづかマップ 1 (フラワーコミックス〔スペシャル〕)ちづかマップ 1 (フラワーコミックス〔スペシャル〕)
更にパワーアップして再び登場の「ちづかマップ」!講談社版のほうは登場人物や話の内容に重点を置いて物語が展開されるが(こちらも面白い!)小学館版は、より地図と共に物語が展開される。日本橋、御茶ノ水、堀切、琵琶湖。ブラタモリが好きな人などに特にオススメしたい作品。東京時層地図というアプリ、私もダウンロードしたい!!(アンドロイド版はあるのか!?)この後、どんな場所を案内してくれるのか非常に楽しみだ。
読了日:08月13日 著者:小学館
ちづかマップちづかマップ
新版が出たのでこちらを再読。スカイツリーがまだ建設されていない頃の話があり、この漫画自体が時代をなぞる地図のように(この作品内容そのもの!)なっていてなんだかとても感慨深い気持ちになった。
読了日:08月13日 著者:衿沢 世衣子
繕い裁つ人(3) (KCデラックス)繕い裁つ人(3) (KCデラックス)
目を惹く装丁の美しさに読む手も自然と丁寧になる。セリフこそ少ないけれど情緒豊かな心象風景が素晴らしい。市江さんの展覧会の話がとてもステキ。藤井さんと市江さんの距離も読んでいて心温まる。「サウダーデ」の人々も出てくるところがまたニクイ演出だ。
読了日:08月13日 著者:池辺 葵
吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫)吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫)
大正という時代に19歳で遊郭に身売りされた著者のそこでの日々を日記にした一冊。煌びやかな世界では決してない事は頭では分かっていたけれど、具体的に記された中での暮らしや、魂の苦しみを文字に認めたような叫びを目の当たりにして終始息苦しかった。そしてこれは充分に歴史的資料足りうるものだと思う。
読了日:08月12日 著者:森 光子
ひばりの朝 1 (Feelコミックス)ひばりの朝 1 (Feelコミックス)
日波里(ひばり)という名の、中学2年生という年齢の割りに発育が良い女の子の、その体躯は周囲の男女に様々な感情を沸き起こさせる。日波里の真意はまだ明らかではなく、1巻は日波里の周囲の男女を中心にオムニバスで物語が進む。ある感情の一点を拡大して深く掘り下げて物語を展開させるヤマシタトモコさんの手腕は素晴らしくて感動する。モノローグの言葉の使い方も最高なのは然る事ながら、ひとつのシーン、ひとつの表情、ひとつのセリフで、時が止まったような瞬間が鳥肌ものだ。どう展開するのか、本当に続きが楽しみで仕方が無い。
読了日:08月10日 著者:ヤマシタ トモコ

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


日常 - -
7月の読書。
7月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:4073ページ
ナイス数:136ナイス


かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)
東村アキコ氏の自伝漫画。漫画としても面白いし自伝としても十二分に楽しめるエピソードが満載。センター試験の話はぶっ飛んでて面白かった。勉強ではないんだな・・と(苦笑)笑いばかりではなくてチクリと心を刺す現実も描いていて続きが気になるしなんだかクセになる予感!
読了日:07月31日 著者:東村 アキコ
それでも町は廻っている 10 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 10 (ヤングキングコミックス)
毎回違った形で日常を切り取って描くので読んでいてとても面白い。帯に「ファーストキス」と記してあり、歩鳥が!?なんですと!?と作中の町内の人並みに動揺したのだが、まんまと作者にハメられた(笑)10巻の私的キーワードは「残念なイケメン・真田の妄想炸裂!」「二重三重に仕掛けられた罠・・!」「紺先輩、体育祭で大活躍!?」「頭のキレる歩鳥」気になる「ファーストキス」は読んでのお楽しみ!
読了日:07月31日 著者:石黒 正数
引き潮 (ビームコミックス)引き潮 (ビームコミックス)
なんかいい。なんかすごくいい。淡々としててでも哀愁のようなものもちらほら。いましろ節はしっかり在るのではないかと思う。タヌキの可愛さが「化け猫あんずちゃん」に並ぶかも。
読了日:07月30日 著者:いましろたかし
海獣の子供 5 (IKKI COMIX)海獣の子供 5 (IKKI COMIX)
最終巻。読書中、気温は暑いはずなのに鳥肌が立ちっぱなしだった。絵が素晴らしいのは勿論のこと、五十嵐大介さんは、森羅万象の理を実は知っていて、それを漫画という媒体で記したのかもしれないと錯覚してしまうほど物語に説得力を感じた。(錯覚ではないかもしれない)傑作!
読了日:07月30日 著者:五十嵐 大介
T・Pぼん スペシャル版 第3巻 (3) (希望コミックス)T・Pぼん スペシャル版 第3巻 (3) (希望コミックス)
もともと中公文庫コミック版を持っていて、この文庫本は「古代の大病院」「神の怒り」「ローマの軍道」の未収録3作品が載っているとのことで読んだ。ローマの軍道の話は、「すべての道はローマへ通ず」を見事に漫画作品にしたもの。さすがF先生。
読了日:07月28日 著者:藤子・F・不二雄
へうげもの(15) (モーニング KC)へうげもの(15) (モーニング KC)
表紙は石田三成の最期にちなんだ干し柿の色だろうか。天下分け目の関が原で、お笑いウルトラクイズよろしく大空を舞った古田織部。へうげてますな。新免武蔵(後の宮本武蔵)が出てきたり、毛利の敗退と後の萩焼を繋げたりと随所にニヤリとする場面が多かった。乙ですな。
読了日:07月28日 著者:山田 芳裕
五十嵐大介画集・海獣とタマシイ (原画集・イラストブック)五十嵐大介画集・海獣とタマシイ (原画集・イラストブック)
私の大好きな漫画家さんの一人である。2冊の本がひとつになっていて一冊目が画集で、二冊目が対談と読みきり(描き下ろし含む)という構成。海獣の子供5巻より前にこれを手にしたので、全5巻読んでから再び目を通したいと思う。私にとって大切な一冊になりそうだ。
読了日:07月28日 著者:五十嵐 大介
人間仮免中人間仮免中
「卯月妙子」という名前は、マンガ・エロティクス・エフで安彦麻理絵さんが連載していたエッセイマンガで知ったのがはじめだった。その時のマンガの内容と題名に惹かれてこの本を購入したのだが、卯月さんという女性は、必要以上に頑張る事が出来てしまう人で且つ挫けてもよいくらいの過酷な状況なのにそれを享受してしまうという良くも悪くも大器な人間なのだなと一冊を通じて感じた。自分の状況を読者の目線を考えながら客観的に描くことがそれを物語っていると思う。卯月さんのこれからが少しでも穏やかで健やかな日々である事を切に願う。
読了日:07月28日 著者:卯月 妙子
銀の匙 (岩波文庫)銀の匙 (岩波文庫)
冒頭に「私」が抽匣から銀の匙を見付けて、母から自分自身の幼い頃の思い出話を聞くところから話が始まる。そこから視点は子供時代の「私」目線で物語が展開されていく。病弱な子供が思いを馳せた様々な事象から次第に成長して学校に通い始め子供同士の遊びや諍いまで、一見すると淡々と綴られているように思えるが、日本語がとても美しく、特に擬音語擬態語が独特でそれゆえに情緒豊かな感情や風景が伝わってくる。ページを開くと瞬時にして作品の世界が広がる言葉の引力が非常に素晴らしい。詩集と併せて再読したい。
読了日:07月21日 著者:中 勘助
青い花(7) (エフコミック) (Fx COMICS)青い花(7) (エフコミック) (Fx COMICS)
京子ちゃんの母親とのじんわりやんわりだけど和解していく過程がとても好き。ゆっくり丁寧にでも確実に変化する環境や心情の描き方がとてもステキに感じる。肝心の、ふみちゃんとあーちゃんの関係はどうなるのかしらん。
読了日:07月21日 著者:志村貴子
銀の匙 Silver Spoon 4 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 4 (少年サンデーコミックス)
4巻は育てた豚をベーコンにして食べる話から。この巻はコメディ要素が多めで楽しく読めた。でもやはり所々にピリっと山椒がきいているというか。校訓が「勤労」「協同」「理不尽」と書いてあったり、主人公の八軒君と校長との「逃げること」は果たして否定的なことだろうかというやり取りであったり。ハッとさせられる事多し。なんだかんだと前進している八軒君。友達の話も気になるところ。
読了日:07月21日 著者:荒川 弘
flat 6 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ)flat 6 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ)
5巻で悩んでいたへーすけも一年生も一段落。男気な性格など個性が出てきたアキくん。虎太郎の家族も微笑ましくて、6巻は個人的にかなり好きな雰囲気とテンポで終始していた。良いわあ。
読了日:07月16日 著者:青桐 ナツ
ちょっと不思議な小宇宙 (アクションコミックス)ちょっと不思議な小宇宙 (アクションコミックス)
ああもう!好きすぎる・・・!心温まる話にも後を引く笑いを入れるこの隙の無さよ!最後の「十徳鼻」までニヤニヤしっ放しだった。「1974年ごろ生まれる」とか「だいたい1000円」「450円ちょい」とかこのゆるい感じもたまらん!
読了日:07月15日 著者:小田 扉
溺れるナイフ(13) (講談社コミックス別冊フレンド)溺れるナイフ(13) (講談社コミックス別冊フレンド)
待望の13巻!前半がカナちゃん、後半が夏芽ちゃんのお話。以前のカナちゃんのモノローグの伏線はここに帰着したのかと感動。カナちゃんの感情をシーシュポス神話になぞらえて描くところなどは圧巻。桜のシーンがステキだ!ジョージ朝倉さんの漫画はとても好き。本当に美しい。息つく暇も無いくらいに魅入られる。惹きこまれる。
読了日:07月15日 著者:ジョージ 朝倉
新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)
(続)おそらく推理小説を好みそういう作品として楽しみながら読んでいたら、「真犯人」の告白は読む者の心持ちをはっと我に返らせる瞬間かもしれない。幸か不幸か推理小説を読む心得のようなものが無かった私にはなんとなく納得のいく最後だったように思う。途中の、実は小説の中の小説を読んでいたというあの「あれ?」という感覚が面白い。現実と非現実。登場人物が虚構に踊らされる感はなにも作中に限ったことではないのかもしれない。
読了日:07月14日 著者:中井 英夫
新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)
推理小説というのをきちんと読むのはこれが初めてかもしれない。密室で一人の人間が死ぬ。腑に落ちない死因と状況にそこに居合わせた人が推理合戦を始める。気にな部分で言い淀んで切れるセリフ回し、「続く」と言わんばかりの場面転換にぐいぐいと引き込まれる。5つの棺、薔薇のお告げ・・さてどの推理が当たるのか、というところでまたしても人が(続
読了日:07月14日 著者:中井 英夫
千年万年りんごの子(1) (KCx(ITAN))千年万年りんごの子(1) (KCx(ITAN))
雪国、林檎、言い伝え、土着信仰、禁忌、神様、エトセトラ。この世界観かなり好きだ!1巻はまだ序章。これからどういう世界が待っているのか。夫婦愛も見所のひとつだと思う。カバー裏も新聞のようになっていて凝っている。個人的にツボ作品。こういう世界大好き。
読了日:07月14日 著者:田中 相
それは私と少女は言った (KCx(ITAN))それは私と少女は言った (KCx(ITAN))
マザーグースの「Who Killed Cock Robin?」の歌を元に、「鳥子」という少女の死を巡りオムニバスで描かれた作品。完璧な美の少女を目の前に他の少女たちは何を思うのか。絵柄が可愛らしいので女の子たちの毒々しさが妖しく際立っていた。マザーグースの歌のように可愛らしく残酷だ。
読了日:07月12日 著者:タカハシ マコ
空が灰色だから 2 (少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから 2 (少年チャンピオン・コミックス)
心温まる話と心えぐられる話が普通に隣り合わせになっているから驚き。人間の狂気のギリギリの部分を突いてきて不気味になる読後感はなんとも言えず。でもなんだかどうして惹きつけられる。
読了日:07月12日 著者:阿部 共実
鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)
地獄が舞台の漫画。既刊の5巻まで読んだのだが、じわじわ来る面白さで見事にハマった。表紙はもちろんのこと各話の扉絵も巻物にある絵のようで美しい。「聖☆おにいさん」が好きな人はこの漫画も好きだと思う。
読了日:07月04日 著者:江口 夏実
朝 (百年文庫)朝 (百年文庫)
田山花袋「朝」李孝石「そばの花咲く頃」伊藤永之介「鶯」の3作品。花袋の「朝」は川を下って東京まで行く道中をきめ細かく情緒豊かに綴った作品。夏のカンカン照りの暑さまで伝わってくるような文章表現がやはりとても好きだ。「鶯」は農民のある種の逞しさを感じたと共に、舞台になっている警察署にひっきりなしに人が訪れてんてこ舞いになっている様が読んでいるこちらも目の回るようで、それでいて著者の愛情や愛着のようなものも感じられとても面白かった。
読了日:07月01日 著者:田山 花袋,伊藤 永之介,李 孝石
紅 (百年文庫)紅 (百年文庫)
若杉鳥子「帰郷」素木しづ「三十三の死」大田洋子「残醜点々」すべて女性の作家の作品。一貫して生と死に対峙した作品群だと思う。あとがきの作家の経歴を参考にしつつ作品を読むと3人の筆に託した思いがより際立って感じられた。特に「残醜点々」は戦後直後の広島の話で、著者の原爆への静かなそれでいて大きな怒りと平和への願いがひしひしと伝わってくる。こうの史代さんの「夕凪の街」が脳裏をかすめた。
読了日:07月01日 著者:若杉 鳥子,大田 洋子,素木 しづ

2012年7月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター



日常 - -
6月の読書。
やはり漫画。

6月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3361ページ
ナイス数:85ナイス

主に泣いてます(7) (モーニング KC)主に泣いてます(7) (モーニング KC)
TESSY!シャーラップ!
読了日:06月25日 著者:東村 アキコ
主に泣いてます(6) (モーニング KC)主に泣いてます(6) (モーニング KC)
読了日:06月25日 著者:東村 アキコ
おおきく振りかぶって(19) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(19) (アフタヌーンKC)
高校野球というジャンルを扱った漫画は古今東西いくつもあるが、斬新な視点から描かれた作品。主人公のチームだけでなく相手チームまで応援したくなる漫画だ。夏が終わって新しいスタートの19巻。成長や良い変化が見られる内容で続きが楽しみだ。題名に近づいた巻でもあるかも!?
読了日:06月24日 著者:ひぐち アサ
宇宙兄弟(18) (モーニング KC)宇宙兄弟(18) (モーニング KC)
前半はヒビト。後半はムッタといった内容。バックアップクルーになったムッタのこれからがどうなるやら楽しみ。ここでは前半のヒビトのパニック障害について個人的な感想をば。一人で恐怖心に打ち勝つ=乗り越える、ではなくて、幸福だったときのことを思い出させてやる=乗り越える、という考え方は、目から鱗で非常に感心させられた。この漫画に限らず一般的に適用出来る考え方かもしれない。
読了日:06月24日 著者:小山 宙哉
夢喰い王子の憂鬱(1) (エフコミック) (F COMICS)夢喰い王子の憂鬱(1) (エフコミック) (F COMICS)
人間の「夢」が主食という獏のようなイケメン王子(胃弱)を軸にオムニバスで描かれた作品。夢といっても寝ている間に見る夢ではなくて願望の意味合いが強く、夢に押しつぶされそうな登場人物が食べてもらって少し生き易くなるというとても後味の良い物語(あとがきにとても説得力があった)ただ食べてもらって必ず幸せになれるかはこの巻の時点では定かではない。夢を食べるシーンは非常に妖艶に描かれていて、阿仁谷ユイジさんの魅力が溢れていると思う。少々不穏な感じで終わるので続きが楽しみだ。
読了日:06月19日 著者:阿仁谷ユイジ
ぼおるぺん 古事記 一ぼおるぺん 古事記 一
表題通りボールペンで絵描いた古事記なのだが、そこには、こうの史代さんならではの優しさとユーモアある解釈がされていて非常に面白い。この巻はイザナキ、イザナミ加えてスサノオの話まで。続きもとても楽しみである。最初のページの丁寧な字で筆写された古事記も圧巻だ。
読了日:06月17日 著者:こうの 史代
ちはやふる(17) (BE LOVE KC)ちはやふる(17) (BE LOVE KC)
新を神とすれば、太一はひたむきな努力の結果生まれる英雄かもしれない。太一のひたむきさと覚悟に身震いを覚えた。そして新の圧倒的な強さに感動した。肝心の千早はというと。かるたが大好きという素直でまっすぐな心と聴覚の鋭さを軸に早く「千速振る」独楽のようになって欲しい(けど、次の巻でちょっと何かありそうな)そして桜沢先生、名言多し!
読了日:06月15日 著者:末次 由紀
さらば、やさしいゆうづる (KCx(ITAN))さらば、やさしいゆうづる (KCx(ITAN))
短編集。不思議な世界観の下で物語りは多くを語らずそれでいて閃光のように鮮明に映る場面や台詞が印象的。特に「ひとつめは木曜になく」と表題2作は最後の場面が印象的で余韻が残る。非常に面白い一冊だった。
読了日:06月13日 著者:有永 イネ
くるみのき! 2 (バンチコミックス)くるみのき! 2 (バンチコミックス)
全2巻。なにかと内向的で自分の殻に閉じこもりがちな主人公くるみが、着ぐるみの劇団に入ることで徐々に成長していく物語。周囲の登場人物が優しさに溢れていてステキだ。一生懸命さに読んでいるこちらもくるみちゃんを応援しつつ読み終わってしまった。欲を言うともうちょっと続きを読んでみたかったかな。ステキな作品だった。
読了日:06月13日 著者:青木 俊直
ラブフロムボーイ(1) (朝日コミックス)ラブフロムボーイ(1) (朝日コミックス)
短編集。表題のラブ・フロム・ボーイは短編の中のひとつの話かと思いきや、その後の別の話で「本の内容」として登場するその繊細な話の繋がりが面白かった。登場人物が体じゅうを使って悩み泣き笑い喜ぶ。キャラクターや描く線に非常に熱量を感じる。じんわりと胸が温かくなる読後感がとても心地よい。
読了日:06月13日 著者:イシデ電
午前3時の不協和音 (Feelコミックス)午前3時の不協和音 (Feelコミックス)
「午前3時の無法地帯」「午前3時の危険地帯」の番外編。魅力ある脇役達が読みきりではあるが主人公として描かれていて午前3時シリーズ好きには嬉しい一冊。輪島さんの話とアキホちゃんの話が個人的に好き。ねむようこさんの描く女子は可愛いのはもちろんのこと洋服がとてもお洒落だと常々思う。
読了日:06月13日 著者:ねむ ようこ
小さな森の大きな木小さな森の大きな木
終末SFのような内容。ふわふわした歌声からはかけ離れたなかなかダークなお話。絵柄も可愛らしいキャラクターと不気味で怖い背景の組み合わせが物語の異質感を際立たせている気がする。最後の場面が印象的。
読了日:06月13日 著者:さよならポニーテール
眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄(21) (ソノラマコミックス)眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄(21) (ソノラマコミックス)
待ちに待った21巻。この漫画は妖怪やモノノケなどどこか柳田國男的世界観を持つ物語が多いが、やはり家族の愛情を大切に描いているところが好きだ。この巻は主人公の祖母の話が主。時々、読み手のこちらも化かされているのではないかという錯覚に陥る。また1巻から読み直そうと思う。
読了日:06月09日 著者:今 市子
友だちの話 (マーガレットコミックス)友だちの話 (マーガレットコミックス)
教えてもらって読んだ一冊。教えてくれた方に感謝!女の子の友情話というと裏があるドロドロした内容だったりあり得ない設定だったりとどこかに違和感を覚えてしまいがちだが、この話はキャラクターが個性的で、でもどこか身近にいそうで、とても面白く読めた。性根が心優しい登場人物ばかりで気持ちの良い読後感。原作者、漫画担当の両者の他の作品も読んでみたい。
読了日:06月09日 著者:山川 あいじ
壁男 (双葉文庫 も 9-4 名作シリーズ)壁男 (双葉文庫 も 9-4 名作シリーズ)
再々々・・・読。諸星大二郎の作品は何回読んでも面白い。カオカオ様の衝撃再び。この単行本は「夢の木の下で」と「遠い国から」シリーズが同じ一冊に収まっているところが良い。実は、「遠い国から」の旅人が訪れる場所の過去の話が「夢の木の下で」と過去と未来で話が繋がっているのだ。そこも見所だと思う。
読了日:06月03日 著者:諸星 大二郎
マスタード・チョコレートマスタード・チョコレート
個性的とも言える独特の価値観を持つが故に高校に馴染めず人との距離を測りあぐねて孤独でいる主人公つぐみ(苗字)が美大予備校に通い徐々に人と打ち解けていく。主人公の心の変化がゆっくり丁寧に描かれているので読み終わった時に、つぐみが最初の頃と比べて如何に変化したかが改めて実感出来る。人を好きになったと気が付く場面はなんだがじんわりと心が温かくなった。
読了日:06月02日 著者:冬川智子
アイアムアヒーロー 9 (ビッグ コミックス)アイアムアヒーロー 9 (ビッグ コミックス)
世界規模で!?嵐の前の静けさ的な内容。それだけに次に何が起こるのか気になるけど怖いけど気になる。
読了日:06月02日 著者:花沢 健吾

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
日常 - -
5月の読書。
4月は家族の中で色々とバタバタしていたこともあり、読む漫画も少なかったし、読んでも感想が書けないほど、精神的疲労がありました。
なので、5月分のみです。
(5月も4月の疲労を引き摺っていたせいかそんなにたくさん読めなかったような気も)



5月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3194ページ
ナイス数:60ナイス

チェーザレ 破壊の創造者(9) (KCデラックス)チェーザレ 破壊の創造者(9) (KCデラックス)
暗殺、毒殺など何かと暗いイメージがつきまとうボルジア家だが、この漫画はチェーザレ・ボルジアという人物を中心に15世紀頃のローマ帝国を描く。アンジェロという架空の人物が緊張感高まる時代の節目に安堵を与えてくれていて漫画としても面白いし何より歴史の勉強になる。頭を整理するために1巻から再読しようと思う。
読了日:05月30日 著者:惣領 冬実
闇の鶯 (KCデラックス)闇の鶯 (KCデラックス)
再読。本棚の整理で偶然に出てきたので再び読んだ。闇の鶯の話の中で「原発」という単語が出てくるのだが、このシンクロに非常に驚いた。諸星大二郎の作品だけに、さもありなんだと納得させられてしまう。
読了日:05月27日 著者:諸星 大二郎
鬼太郎の地獄めぐり (角川文庫―水木しげるコレクション)鬼太郎の地獄めぐり (角川文庫―水木しげるコレクション)
鬼太郎ご一行が地獄で大暴れ。あとがきに水木さん曰く「地獄をなんとか征服したかった」理由でこの作品を描いたとのこと。納得の妖怪大暴れでした。
読了日:05月27日 著者:水木 しげる
失恋ショコラティエ 5 (フラワーコミックス)失恋ショコラティエ 5 (フラワーコミックス)
帯に「世界は片思いで回っている」と。まさにその通りで矢印がすべて一方方向にしか向いていない。強いて言えば、エレナと爽太の二人が相互だろうか。爽太が意図と反して悪い男(というかタチの悪い男)になっている気が。自分しか見えていないとこがね。その行動が次の巻でどういう展開を巻き起こすのか。気になる!そして無邪気という名の暴力から薫子さんを救ってください関谷くん。
読了日:05月27日 著者:水城 せとな
放浪息子 13 (ビームコミックス)放浪息子 13 (ビームコミックス)
もう高校生ですよ。大きくなってまあ。主人公の二鳥くんはじめ複雑で不安定な心境の面々。これから、という感じ。志村貴子さん独特のリズム感好きだなあ。
読了日:05月26日 著者:志村貴子
姉の結婚 3 (フラワーコミックス α)姉の結婚 3 (フラワーコミックス α)
これまたなんという展開に・・・!どういう形でどこが終着点になるのか分かるようで分からないから、またまた続きが気になるなあ。
読了日:05月23日 著者:西 炯子
にこたま(4) (モーニング KC)にこたま(4) (モーニング KC)
「10年」を捨てるというお膳立てをしたのは、あっちゃん(女)のほうだよね。それで終いの台詞を聞かされるんだからそら堪えるわな。どうにも男よりあっちゃんに肩入れして読んでしまうのは自分が女だからかな。これはなかなか人によってはパンチ力のあるストーリーなのでは。新しい展開にハラハラしつつ今後どうなるのか温かく見守りたい。
読了日:05月23日 著者:渡辺 ペコ
高梨さん (IKKI COMIX)高梨さん (IKKI COMIX)
オススメされたので読んでみたのですが、かなりツボでした(笑)くすりと笑えてじんわりと心温まる一冊。高梨さん好きです。苗字は高梨。「高い低いの「高」に果物の「梨」」名前は悦子。「悦子の悦は、悦楽の「悦」ですね。」の自己紹介がすごく好き。
読了日:05月21日 著者:太田 基之
ウツボラ(2)(完) (エフコミック) (エフコミックス)ウツボラ(2)(完) (エフコミック) (エフコミックス)
極上のミステリー。構成と伏線が素晴らしい!読んでいるこちらも騙されそうになる。最後のシーンもうかうかしていると取り残されるぜ!
読了日:05月19日 著者:中村明日美子
蜜ノ味 (Feelコミックス)蜜ノ味 (Feelコミックス)
「ミツカ」という女に関わった人物を主観としてオムニバスで描かれた作品。悪女というか通り越して悪魔のような女に関わってしまった人々の記憶をなぞるように読む作品。蜜の味というのは、恐らく「ミツカ」だけなのだろうと読後、題名を見てふと思った。
読了日:05月18日 著者:元町 夏央
すみれファンファーレ 1 (IKKI COMIX)すみれファンファーレ 1 (IKKI COMIX)
主人公のすみれちゃんのように素直で心優しい物語。じわじわ感動して気が付くとすっかりハマっていた。10歳にしてドラマ相棒が大好きなところがまた渋くて好き。
読了日:05月17日 著者:松島 直子
僕らの漫画 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)僕らの漫画 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
「東日本大震災復興支援チャリティーコミック」と書いてありますが、そう、そこも大事だと思うのですが、いち読者の私としては、27名もの漫画家さんのとても真摯な姿勢で取り組んだとても真剣でとても面白い漫画を読めたことが大変嬉しく幸せであります。ありがとうございます!
読了日:05月17日 著者:「僕らの漫画」制作委員会
鉄楽レトラ 2 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)鉄楽レトラ 2 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
1,2巻をまとめて読んだ。レトラの意味が2巻で分かった。不器用だけどひたむきに一生懸命何かに頑張る姿は美しいし勇気付けられる。フラメンコが題材なのも興味深い。続きが楽しみな漫画が増えた。
読了日:05月06日 著者:佐原 ミズ

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

ここに書かなかったけど、読んだ漫画

「陽だまりの樹」全8巻 手塚治虫:著
「ヨルムンガント」全11巻 高橋慶太郎:著
「紅い花」「ねじ式」 つげ義春:著

日常 - -
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